マカロンはフランスを代表するお菓子として有名ですが、実は発祥地はイタリアです。
イタリア北西部にあるピエモンテ州地方の伝統的な焼き菓子「ビスコッティ・アマレッティ」がマカロンの原型であり、16世紀にフランス国王アンリ2世に嫁いだ、カトリーヌ・ド・メディシスによってフランスに持ち込まれたと言われています。 その後フランスの各地方で進化し、形や作り方、食感など様々なマカロンが生まれました。
現在日本で主に食べられているマカロンは、パリの老舗パティスリーであるLADURÈE(ラデュレ)が考案した「マカロン・パリジャン」と呼ばれるものです。 着色したメレンゲにガナッシュやクリームを挟む、手間のかかる製法が用いられています。
こうしてマカロンは、ワンランク上のお菓子として世界中で愛されています。